キムチのシオンのこと
キムチのシオンは、2004年から始めて2022年で18年間キムチ作りと販売を続けております。
約20年前、韓国ブームが始まったころ、地元スーパーで本格キムチを見ることはなく、自分たちが食べるキムチを手作りしていました。妻が韓国済州島出身であることから、本格的なキムチの作り方を知っており、ネット販売でキムチの材料を探すところから始まりました。今では簡単に手に入る材料も、たくさんのお店を巡って探していました。
自分の満足のために作っていたキムチを友人・知人にプレゼントすると、費用を払うから続けて作ってほしいとの依頼を受けるようになりました。ここがキムチのシオンの原点です。
自分たちが食べたいと思うもの、美味しいと思うもの、贈った相手に喜んでもらえるもの、満足してもらえるもの、笑顔になってもらえるもの、感動してもらえるものを作りたい。そんな気持ちで、丁寧にまごころこめてキムチを作っています。
時にはそんなに手間をかけないでいいのに、と自分たちでも思えることもやっています。
白菜の葉を一枚づつめくり、塩をふり、重しを乗せて、途中でひっくり返し、水洗いを繰り返し、また一枚づつ葉をめくりながらヤンニョム(※)を塗りこみ、一度ホールの状態で漬込み、時間をおいてホールキムチをカットし……
もっと効率的にできることを、あえて手間ひまをかけています。
(※)ヤンニョムとはリンゴ、玉葱、アミの塩辛、イワシエキス、唐辛子等を混ぜ合わせたキムチの素
てまひま×まごごろ=美味しさ
となることを信じていることがお客様に伝わるといいなあと願い、今日もキムチを作っています。